町の電気店の叫び、あんなに尽したのに

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町の電気店の叫び、あんなに尽したのに

一週間前、私の顔覚えてる?って一人の老人が、自宅駐車場の掃除中の私に声かけて来ました。見ると何となく見覚えのある顔。

すみません、見覚え有るのですが、、、
私は〇〇電気店です。心臓を傷めてお店は閉めましたと。私が最後に見たのは20年ぐらい前。まだ精悍さが残ってましたが、今はもう80歳過ぎのしっかりした老人。

私を幼少期から知っている為に安心したのか、一気に話しかけて来ました。
10年ぐらい前心臓を患い生死を彷徨いましたが無事生還し、以後仕事の出来る体では無くなり、後継ぎもいない事から電気店は閉められたそうです。

お店を閉める時、50年ぐらい〇〇電気専門店として営業して来ましたから、感謝とお礼の言葉を電話ですが述べたそうです。その際の受け応えが余りにもゾンザイナ対応で、今までこんな人達の為に〇〇電気の号令の下一生懸命頑張って来たのかと怒りが込上げて来たそうです。

本人は生死をくぐった直後で怖いものは無く、電話で支店の責任者を呼びつけたそうです。電話の声に驚いたのか、直ぐに支店長と副支店長の二人がやって来たそうです。

工事の際めったに使わないバントウの様な物をを手に持ち、やって来た二人を怒鳴りつけました。お前ら私達個人の電気店を何だと思ってるんだ。困った時は頭を下げ、使えなく為ったら、ご苦労さんの一言も云えないのか。私はもう何時逝っても可笑しくない体。何にも怖い物が無い身なんだ。何とか答えてみろと怒鳴りつけたそうです。

あんなに怒りの込上げた事は無かったそうです。今までの人生が否定された様な。
普段でしたら考えられない様な行動でした。その時は本当に返答次第では、手に持ったバントウで切りつけるつもりでいたそうです。

老人の余りな気迫に押されたのか、何事も無く落ち着いたそうです。

話を聞いている私にもその時の気迫が伝わって来ました。支店からやって来た二人、相手は働けなくなった老人と、軽い気持ちでやって来たみたいですが、一つ間違えば自分達の人生が一遍するかも知れない事態だと瞬時に理解し態度が一変したそうです。

このメーカー、今では前線で働く個人店舗を大切にするイメージを前面に出すコマーシャルをやっています。こんな時、個人の特約店を卑下した様な事が公に成ると、この二人会社では働く場所が無くなっちゃいます。

本当に慌てたでしょうね。今は自分達二人だけの問題で終わっていますが、もう少し上の方へ、この話が漏れちゃうと大変な事に為ります。激怒した老人と同じ様な境遇が自分達の目の前に有るんですから。

バントウを持った鬼の様な形相を見た二人の、怯えきった顔と平謝りの二人の態度を見ている内、あんなに込み上げていた怒りが落ち着いてきたそうです。

本人も長年お世話に為った会社に最後のお礼を伝える電話でしたのに、こんな問題に成るとは思ってもいませんでした。

世の中、人の誠意をないがしろにすると、とんだシッペ返しに為るおそれを実感しました

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投稿者: resuto134

ごく普通の66歳既婚男性 気になったニュースを自分なりの解釈で、中立を心がけています

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