伊藤博文暗殺の怪・暗殺者はアンジュングン?
武田鉄矢さんのラジオ番組で伊藤博文公の暗殺について語っていました
武田さんによると、黒鉄ヒロシさんが伊藤博文公暗殺について当時の捜査記録を調べたそうです。このことについては角川学芸出版より出されたそうです。
明治42年10月26日午前9時、黒竜江省ハルピン駅前で事件は起きました。
ベルギー製ブローニング拳銃を携えたアンジュングンによって日本の初代総理大臣
伊藤博文公が暗殺されました。
この事件、当時の資料を全て広げると多くの疑問が持ち上がるそうです。
アンジュングンは7連発のブローニング銃に6発の弾丸を込めたそうです。
殺傷力を高める為弾丸には、弾頭に十文時の切れ込みを入れ、ダムダム弾としました。
当時博文公の周りに数名の人がいました。彼らの被弾した弾数を数えると、名前のみ
博文公3発、ムロタ5発、ナカムラ2発、モリ1発、カミカワ1発、田中1発
計13発の弾丸が有ります。
博文公は3発の被弾をしていますが、1発は貫通していて弾丸は発見していません。
博文公の体内に残っている弾丸は通常の弾丸で細工したダムダム弾では有りませんでした。
アンジュングンの発射した細工された弾は、モリさんから出た1発のみでした。
アンジュングンの発射した銃には自身の自殺用にと1発残されていました。
アンジュングンは6発の弾を装填し、5発撃ち自身の自殺用に1発でモリサンの体内からのみアンジュングンの発射した弾が見つかっています。
殺害現場からは計13発の銃弾が見つかっていますがアンジュングンの持つ銃の中には1発の弾が有りますから、殺害現場からアンジュングンの所持した弾以外に12発、アンジュングンの撃った発見されていない弾を含めると、発射された弾は全部で16発に成ります。
少なくとも現場には最低3丁の拳銃が無ければ説明がつきません。
また、博文公の体内からはアンジュングンの細工した弾が出て来ていませんから、少なくともアンジュングンによる博文公の暗殺事件は成り立ちません。
博文公の銃弾は、上腕から入り足で止まっていたそうですから、博文公より高い位置から発射された弾丸に成ります。
アンジュングンは博文公と同じ高さにいたそうですから、アンジュングンに拠る伊藤博文公暗殺計画にはかなりな無理が生じて来ます。
こう云う事を書いていると韓国サイドからは捏造だと言われそうですが
一国の初代総理大臣が暗殺されたのですから、いい加減な捜査が行われたとは考えられません。また複数の人間が被弾し亡くなられていますから。
今韓国ではアンジュングンを英雄とたたえていますが、ごく一般の私がこの案件を書いていますからら、韓国の専門機関の方達が何も知らないと考える事は出来ないと思います。
韓国では国策としてアンジュングンを扱っているのでしょうが、嘘で固めた真実はやがて剥がれて来ると思います。
案外今私の書いている事が間違っているかも知れませんが、その時はきちんとした資料を提出してほしいです。