いい加減料理ノート ②

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日本料理の未来 

日本料理の未来、私は日本料理以外の修業はした事は有りません
ですからはっきりした事は云えません

家庭や団体給食なんかで、色んな料理を作りました
言える事は、日本料理以外は割とごまかしやすいです
調理手順は、ごく一般的ですが
サラダ油又はオリーブオイル、塩胡椒、各種香辛料
その他、料理によっては多種多様な調味材が入ります

反面、日本料理ではかなりシンプルです
調味材は
出汁、酒、砂糖、塩、醤油、味醂、酢その他

メニューによっては、醤油なんか、淡口、濃い口、たまり
と使い分け、時には複数のしょうゆを使う時があります
味付けは割とシンプルで

洋食の様に色んなものを混ぜ合わせ複雑な味に仕上げる
なんて事は余りありません
鍋料理等この部類に入るかも知れません

基本的に、シンプルな味付けですから
味付けの濃い、薄い、水っぽいなんかの他に、食材の良し悪しが
直ぐに解ります

そこそこの料理人だと
かなり格式ばった料理でも一度食べると
大体似た様な味付けが出来ます

反面日本料理ですと基本が出来て居ないと、作り方すら解りません

こんな事を書くと他の国の人からクレームを付けられそうですが

下積みの修業年月も違います
世の中には天才的な例外はありますがこんなのは除外します

日本料理ですと10年ではそこそこのレベルの料理長なんてのは難しいと思います。お花や茶事感覚も必要です。
18歳から始めて40歳でそこそこのレベルの料理長に就けれるのは
極僅かだろうと思います。かなりな下積み期間が必要です

他の職種は解りません。

食器等にも違いが有ります
多種多様な種類が有ります。器を揃えるだけでも大変です。
色んな種類の食器を揃えなければ成りません。その分管理も大変です。

日本国内だけでも大変なのに
国外で日本料理店を開こうとするともっと大変です。
食材を揃えるのも難しいです。
日本料理の様なシンプルな料理が地元の人に受け入れられるのかも解りません。

外国で日本料理の職人を育てる事が出来るのかも心配です。
一流の日本料理の職人が育つまでには、かなりな忍耐と、厳しい下積み生活を経験しなければなりません。

今、日本に多くの観光客が来て下さっていますが
これらの方達が母国に帰り、日本での食を思い出し、同じ物を
作ろうとしてもかなりな困難が伴う物と思います。

この様に日本料理を普及させようとするとかなりハードルが高いようです。

そう思うと日本料理の未来の為には思い切った改革が必要と思われます。
外国でのバイキング形式の食事、殆どワンプレート方式の盛り付けです。大きなお皿に色んな料理を載せていきます。
外国だと皆さん当たり前の様に美味しく戴きます。

反面、日本国内で同じ様な事をするとどうでしょう。
日本でも多くの場所でのバイキング料理が有ります。
ホテルでの朝食なんかかなりバイキング料理が浸透しています。

一部のホテルなんかでは、夕食もバイキング形式での食事が提供されています。

でもこれらのバイキング料理の殆どは外国でのワンプレート盛り付け料理とは異なります。
日本での多くのバイキング料理は、お盆に色んな料理の入った器を乗せて行くか、自分で小皿に取り分けて自分のお盆に乗せて行きます。

外国でのバイキング料理、多くはツアーなんかの食事に成ると思いますが、殆ど一皿の上に色んな料理を盛り付けて行きます。

この場合の食器の量は、スプーン、フォーク、大皿、スープ皿ぐらいです。とても簡素です。準備さえしっかりしていれば、一人でかなりの人数をこなせます。

反面、日本でのバイキング料理は、お盆に盛り合わせた分だけの器の量になります。
この場合、単なるワンプレート料理と違って多くの人員と器が必要となりその分多くの人材が必要となります。

この辺の変革は上手く言えませんが、何となく乗り越えて行かないと、世界での日本料理の普及は難しいと思います。

日本料理の未来は、日本のみでの繁栄に終わるのかも知れません。

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投稿者: resuto134

ごく普通の66歳既婚男性 気になったニュースを自分なりの解釈で、中立を心がけています

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